業務理解整理 & AIワークフロー ご提案
お預かりした業務機能一覧表に基づく 弊社の理解整理 と
ご支援を先行させたい領域・ワークフロー候補のご提案
5冊のExcelファイル(合計約2,800項目)を読み込ませていただき、シート構造と業務領域の理解を整理いたしました。「弊社の認識がお客様のご認識と合っているか」をご確認いただいたうえで、優先的にご支援したい領域とAIワークフロー候補を併せてご提案いたします。
PART 1
弊社の理解整理(お客様のご認識と合っているかご確認ください)
業務機能一覧表(5冊・約2,800項目)から読み取らせていただいた内容を整理しております。
1
シート構造の整理
5冊のExcelに共通する構造
お預かりした5冊のExcel(中小企業/大企業/オフィスづくり/サービス/マーケティング)は同じ枠組みで構成されており、「ビジネスソリューションズシートだけがファイルごとに固有の内容で、残り4シート(ハイノート/オフィスボックス/DX推進部/総務部)は5冊で共通テンプレート」という設計と理解しております。
シート × ファイル マトリクス(弊社の理解)
シート\ファイル
中小企業
大企業
オフィスづくり
サービス
マーケティング
ビジネス
ソリューションズ
〇 固有
34項目
〇 固有
18項目
〇 固有
34項目
〇 固有
26項目
〇 2分割
26項目
ハイノート
=同一
=同一
=同一
=同一
なし
オフィス
ボックス
=同一
=同一
=同一
=同一
なし
DX推進部
=同一
=同一
=同一
=同一
なし
総務部
=同一
=同一
=同一
=同一
なし
特殊シート
―
―
搬入計画
シート3
―
―
特殊シート(マーケティングは2分割/オフィスづくりは搬入計画あり)
2
5シートの業務領域(弊社の理解)
どのシートが何を扱っているか
5つのシートはアサヒ商会グループの組織を表していると理解しております。Excelファイル名が「顧客カテゴリ」、シート名が「組織」という二次元の構造です。
ファイル固有|法人事業の本体
ビジネスソリューションズ
中小:34 / 大企業:18 / オフィス:34 / サービス:26 / マーケ:13+13 項目
法人営業のフロント業務。アサヒ商会BS(法人事業)の営業活動を、顧客カテゴリごとに整理されていると理解しております。販売管理ソフト「クレド」を使用される領域もこちらと認識しております。
主なLv1カテゴリ
営業
受発注
出荷・納品
請求管理
保守
共通テンプレート|店舗事業
ハイノート
83項目(全ファイル共通)
店舗事業(小売)の業務。文具店舗としての売場作り・接客・店舗運営・人材管理を担当されている領域と理解しております。POSシステムはメトロをご使用。
3つの大テーマ
- 販売向上(12):商品選定・売場作り・SNS投稿
- 店舗運営(31):接客・レジ・在庫・経理計数
- 人材管理(19):シフト・採用・OJT
共通テンプレート|リユース事業
オフィスボックス
85項目(全ファイル共通)
リユース事業(中古オフィス用品)の業務。落札→出庫→販売→納品の流れと理解しております。在庫管理はFileMakerをご使用。
4つの業務
- 仕入業務:落札商品の積み込み
- 商品作成業務:出庫作業
- 販売・事務:接客
- 納品業務:車両管理・配送
共通テンプレート|事務支援
DX推進部
35項目(全ファイル共通)
営業活動を裏で支える事務処理/業務効率化/社内IT保守を担われている領域と理解しております。注文書・契約書作成、スマコン関連、社内PC・スマホ・アカウント手配など。
3つのテーマ
- 販売(20):注文書・契約書・CCC登録・議事録作成
- 業務効率化(5):ヒアリング議事録・プロトタイプ・研修
- 社内保守(10):法人カード・PC・スマホ・アカウント手配
共通テンプレート|管理機能
総務部
200項目(全ファイル共通/最大ボリューム)
人事・労務・経理・規程・会議体運営を担われている領域と理解しております。経理ソフト「TKC」(弥生から変更済)を使用される領域もこちらと認識しております。
8つの大機能
- 人事・労務管理(85):採用〜退職、勤怠、給与、社保
- 経理・財務支援(42):請求・支払・売上・経費・仕訳
- 規程・契約・法務(4):助成金・新規取引
- 総務・庶務(21):健診・車両・設備
- 広報・グループ連携(3):名簿登録
- 会議体・意思決定支援(5):KPI・経営会議
マーケティング専用|2分割構成
ビジネスソリューションズ(マーケティング)
13+13=26項目(2シート構成)
マーケティング部門の業務。広報記事作成とセミナー起案が2シートに分かれている構成と理解しております。
2つのシート
- マーケティング本体(13):ヒアリング→文章作成→写真→投稿
- セミナー起案者(13):セミナー企画〜開催〜後対応
3
ファイル別 ビジネスソリューションズシートの営業フロー
顧客カテゴリごとの業務理解
5つのファイルそれぞれで、法人営業がどのような流れで動かれているかが異なると理解しております。同じビジネスソリューションズでも、相手先カテゴリ(中小企業/大企業/オフィスづくり/保守サービス/マーケティング施策)によって踏まれるステップが変わる構造です。
FILE 01 | 中小企業 / ビジネスソリューションズ
中小企業向けの標準フル営業フロー
34項目 | 営業/受発注/出荷・納品/請求管理の4カテゴリ
想定シーン:地元中小企業へのMFP・セキュリティ・PC・ネットワーク提案
顧客選定
▶
アポ
▶
案件登録
▶
営業活動
▶
仕入見積
▶
配送見積
▶
与信
▶
受発注
▶
出荷・納品
▶
請求
特徴
商材ごとに顧客選定が3パターンに分岐(経過年数わかる/わからない/セミナー後追い)
使用ツール
クレド/kintone/CBO/Googleカレンダー/rakumo
特殊業務
カウンター料金申請(キヤノン)/粗利10%チェック/個別請求書発行
FILE 02 | 大企業 / ビジネスソリューションズ
大手企業向け 簡略版フロー
18項目 | 営業/受発注の2カテゴリ(中小よりも絞り込み)
想定シーン:大手の定期訪問・拠点展開
訪問予定作成
▶
アポ
▶
案件登録
▶
営業活動
▶
仕入見積
▶
注文書受領
▶
納品設置
▶
納品書サイン
特徴
中小と違って与信や出荷・納品の細分化が省略(先方フォーマット主導)
中小との差分
「訪問予定作成(大手企業)」が独立。粗利チェックは10→20→部長と階層化
FILE 03 | オフィスづくり / ビジネスソリューションズ
オフィス家具・什器・レイアウト案件のフロー
34項目 | 営業/受発注 + 特殊シート「搬入計画」あり
想定シーン:本社移転・新築クリニック等の家具レイアウト案件
顧客選定
建築新聞/工事発見
▶
ヒアリング
内勤→営業
▶
アポ職人
▶
現場調査
▶
プランナー依頼
▶
レイアウト作成
▶
仕入見積
▶
搬入計画
▶
納品設置
特徴
現場調査・レイアウト作成・職人手配など「物理工事」が絡む独自工程
特殊シート
「搬入計画」で養生/エレベーター/土足/階数の制約を別管理
FILE 04 | サービス / ビジネスソリューションズ
保守サービス事業のフロー
26項目 | 保守/請求管理(営業ではなく保守主体)
想定シーン:複合機・OA機器の定期点検・故障対応
顧客選定
▶
アポ
▶
訪問準備
▶
定期点検
▶
予兆点検
▶
事前修理準備
▶
一次対応
▶
二次対応
▶
納品設置
特徴
「営業」ではなく「保守」が大分類。販売ではなく保守維持の循環
独自プロセス
予防保守+予兆点検+一次/二次対応の段階分離
使用ツール
Kマップ(訪問経路管理)/kintone(活動記録)
FILE 05 | マーケティング
マーケティング部門のフロー(広報+セミナー2分割)
26項目 | 2シート構成:マーケティング本体13+セミナー起案者13
想定シーン:自社メディア記事投稿・セミナー集客運営
ヒアリング
▶
文章作成
▶
写真挿入
▶
プレビュー提出
▶
営業確認
▶
記事投稿
セミナー起案
▶
ヒアリング
▶
メルマガ作成
▶
開催準備
▶
セミナー開催
▶
開催後対応
特徴
他ファイルと違いシートが2枚(記事制作とセミナー)に分割
営業との連携
記事のプレビュー段階で営業に確認を取る運用
セミナー連携
セミナー後追いは中小ファイルの「営業」側に渡る
4
中小企業 営業フロー詳細(チェックリスト・ツール・成果物まで)
ご支援を優先したい領域のため詳細化
中小企業向け営業フロー(34項目)について、業務機能一覧表に記載されているチェックリスト・スキル・使用ツール・成果物・実施タイミングまでを含めて整理いたしました。現状の業務フローについて、弊社の理解がお客様のご認識と合っているかをご確認いただければと存じます。
以下は業務機能一覧表(中小企業ファイル ビジネスソリューションズシート)の原文をそのまま整理した内容です。記載に齟齬がございましたらご指摘ください。順序は一覧表記載のとおりとしております。
▸ 案件創出準備
01
顧客選定(機器の経過年数がわかる商材(複合機、セキュリティ機器))(アポあり)
kintoneCBO
チェックポイント
- ツールや契約書を用いて顧客情報・機器の契約情報(修理状況・機器の状態)を把握しているか
- kintoneやサービスを通じて過去の取引状況(通報、修理等)を確認したか
02
顧客選定(機器の経過年数がわからない商材(PC(引き合い)、ネットワーク機器))(定期訪問)
クレドkintone
チェックポイント
- 自分の担当顧客リストを把握している
- 過去の取引状況から顧客を選定したか(クレド売上、キントーンの会社アプリでどの案件が発生しているか、活動履歴等)
- アポが必要か判断できているか
03
顧客選定(セミナー後追い(セキュリティ機器等))
スプレッドシート
チェックポイント
- 自分の担当顧客リストを把握している
- チャットのアンケートデータから内容の確認をしたか
chatwork
カレンダー登録 都度
チェックポイント
- 顧客リストからターゲットを決め、実施する
- アポ取りができたらカレンダーに入力する
Googleカレンダー
営業予定確認シート(市場開発聴取) 都度
チェックポイント
- 計画訪問できている
- アポ無し訪問をカレンダーに記載したか
- スプレッドシートにカレンダーを添付したか
▸ 案件創出
チェックポイント
- リース会社のwebページで顧客情報や機器情報など必要項目を入力し、与信や料率を確認したか
▸ 見積・提案
68
チェックポイント
- 仕様・スペックを伝える
- 納期・在庫状況を確認依頼する
- 【メーカー直送の場合】
- メーカー直送の旨と搬入要件を伝える
CBO
チェックポイント
- CBOで顧客情報やカウンター料金等必要項目に入力する
Excel
チェックポイント
- 【カウンター保守の場合】
- Excelのコストシミュレーションを用いてカウンター料金を決定したか
- 【キット保守の場合】
- 新規の機種を取り扱う場合、キットの金額を設定する
- 過去の保守契約書からキット金額を確認する
クレド
見積書★ 都度
チェックポイント
- 仕切り価格を確認した
- かけ率を確認
- クレドに見積入力した
- 仕切価格とクレドの仕入単価が一致していることを確認
- 粗利10%を切る場合はMGRに確認した
- 見積書を発行した
- ファイル名を適切に変える
クレド
チェックポイント
- クレドにて粗利や末尾金額の調整をしたか
- 諸経費の調整(運搬費用等)をしたか
- 顧客の要望(備考)を見積書に反映させる
▸ 受注
チェックポイント
- メールやFAXで注文書を送ったか
- 横版、代表印、注文日を記載してもらったか
- 注文書データを印刷して、「クレド注文書」ファイルにファイリングしたか"
▸ 発注
110
都度
チェックポイント
- メールやFAXで見積回答を基に正確に発注したか
- 【メーカー発注の場合】
- メーカー直送を依頼する
▸ 見積・提案
115
チェックポイント
- 配送者と顧客の日程を調整したか
- kintoneへ「売上予定日」を記録する
- 納品日をGoogleカレンダーに入力したか
▸ 出荷準備
kintone
納品スケジュール表
チェックポイント
- 納品日時のすり合わせを行ったか
- 機器のセットアップ依頼をする
- 搬入要件を共有したか
kintone
配送依頼書 都度
チェックポイント
- 選定業者に配送依頼をかけたか
- 【選定業者が自社便=配送依頼書作成の場合】
- 配送先住所を確認しているか
- 階段手上げ・EV有かを確認しているか
- 養生かを確認しているか
- 作業に必要な人数を把握出来ているか
- 既存品の引取を確認しているか
- 配送車両を予約しているか
- 理想:統括部門がGoogleカレンダーから物流部門の配送日程をコントロール
- 現実:統括部門は関与していない
130
チェックポイント
- 配送業者と顧客の納品日程を調整したか
- kintoneに「売上予定日」を記録したか
- 納品日をGoogleカレンダーに入力したか
- 【店入れの場合】
- 納品日の2~3日前に入荷できるようになっているか
chatwork
搬入指示書
チェックポイント
- 商品リストがわかるようになっているか
- 商品に間違いがないか
- 商品の保管場所が明確になっているか
- 顧客に納品日時をリマインドしたか
- 【インサイドが売上入力をする場合】
- chatworkにて売上報告書をタスクで挙げる
146
チェックポイント
- 【紙の場合】
- リース会社サイト上で、与信の結果からリース契約書の詳細を記入して、発行
- 【電子契約の場合】
- 担当者の名前&メールアドレスを取得。リース会社にそれらと見積書をメールする
CBO
MG契約書
チェックポイント
- CBOで初期カウンター値、シリアルナンバーなど必要事項を入力したか
Excel
保守契約書
チェックポイント
- Excelのテンプレートに、見積書を基に必要事項を入力する
▸ 納品・配送
チェックポイント
- 納品書・受領書・その他必要書類を用意しているか
- 顧客の要望通りの納品ができたか
- kintoneへ活動内容を記録したか
162
チェックポイント
- 担当者にサインをもらったか
- 納品書を顧客に渡したか
- 納品書・受領書受けへ入れたか
クレド
クレド売上入力
チェックポイント
- 見積書の内容に間違いがないかを確認したか
- クレドの明細:社内備考欄に「リース:”リース会社名”」を記入する
- チャットで請求担当に個別請求書発行を依頼
167
チェックポイント
- 保守契約書・リース契約書を印刷して用意しているか
- 担当者にサインをもらったか
- 納品書を顧客に渡したか
▸ 納品・配送
チェックポイント
- 確認のためにリース契約書の内容をリース会社にメールで送付
- リース会社にサイン済みのリース契約書を郵送する
クレド
個別請求書
チェックポイント
- 「個別請求書発行依頼」チャットでタスクを確認したか
- 請求伝票番号からクレドで請求書を作成
- 出力形態を把握しているか(印刷不要、PDF等)
中小企業 営業フローについてご確認いただきたい事項
- 上記の業務フロー(34項目)に過不足はございませんでしょうか
- 各業務のチェックリスト項目について、現場の実運用と一致していますでしょうか
- ツール(クレド/kintone/CBO/chatwork/Googleカレンダー/スプレッドシート等)の使い分けは現状認識のとおりですか
- 特に「依頼系業務」(配送見積依頼/与信依頼/仕入見積依頼/設置依頼/配送依頼/個別請求書発行)の手順・関係者についてヒアリングをさせてください
5
主要な固有名詞・略称(弊社の理解)
ソフト・略語・社内用語
クレド 販売管理
法人事業(ビジネスソリューションズ)の販売管理ソフト。売上・原価・仕入単価・明細を保持。正式名称・提供元については確認させてください。
TKC 経理
経理・会計ソフト。弥生から変更済とのこと。仕訳・試算表・棚卸高の集計地点。仕入は合計金額のみ保持と認識しております。
kintone SFA
案件管理・売上予定日・活動記録のトラッキングにご使用と認識しております。
CBO 業務系
中小企業ファイルで言及あり。複合機の契約状況や機器情報の参照にご使用と認識しております。
メトロ 店舗POS
ハイノート(店舗事業)のPOS・在庫システムと認識しております。
FileMaker リユース
オフィスボックス(リユース事業)の中古品在庫管理にご使用と認識しております。
Kマップ 保守
サービスファイルで登場。保守の訪問経路最適化マップと認識しております。
rakumo 経費
経費精算・与信申請等のワークフロー。総務経理が承認される運用と認識しております。
スマコン 商材
DX推進部シートで登場。契約書・受注経緯報告書あり。具体的な内容について確認させてください。
CCC 登録
DX推進部の「CCC登録情報作成」業務で登場。具体的な内容について確認させてください。
アイコンカルテ 通知書
DX推進部の「アイコンカルテ通知書作成」業務で登場。具体的な内容について確認させてください。
カウンター料金申請 メーカー申請
中小企業ファイルで登場。キヤノン向けにMFPカウンター料金特別単価をメーカー承認申請される業務と認識しております。
加茂専務 キーパーソン
月次売上表をクレドから手動で吸い上げて作成されるご担当と認識しております。
HD化 経営方針
「請求書と売上、経費を各事業会社に任せる可能性あり」と一覧表に記載あり。ホールディング化が進行中と理解しております。
6
弊社からの観察事項とご確認事項
読み込んだ上で気づいた点
- 営業フローは顧客カテゴリで完全に別物。同じビジネスソリューションズでも、中小企業向け(34項目)と大企業向け(18項目)でフローの粒度が異なる構造と認識しております。お客様内で「お客様カテゴリ」とおっしゃる際に、どのファイル相当かを擦り合わせさせてください。
- 「ビジネスソリューションズ」「ハイノート」「オフィスボックス」は別組織。クレドのご使用は法人事業のみと理解しております。「在庫の話」が出る際は、店舗事業(メトロ)か、リユース事業(FileMaker)か、それぞれ別の領域と認識して進めさせていただきます。
- 業務棚卸しの解像度は組織で濃淡があると認識しております。総務部200項目に対しオフィスボックス9項目など、同じ社内でも詳細さに差があり、現在も棚卸しが進行中と理解しております。弊社からも併走支援が可能です。
- 共通テンプレート4シートの再利用設計が秀逸。ハイノート・オフィスボックス・DX推進部・総務部は5冊で完全同一。設計の再利用思想は、AI化導入の設計でも同じ考え方を踏襲できると考えております。
- 営業活動の主要ツール(クレド/kintone/Googleカレンダー/rakumo/chatwork)の使い分けを理解しております。AI化提案時もこれらツールの存在を前提として設計いたします。
- カテゴリ別の主力商材を読み取らせていただきました。中小ではMFP・セキュリティ・PC・ネットワーク、大企業では大手主導商材、オフィスづくりは家具・什器・レイアウト、サービスは保守、マーケティングはメディア/セミナー、と認識しております。
- 「カウンター料金申請」「CCC登録」「スマコン」など、独自業務についてはヒアリングをさせていただきたく存じます。提案書・モックで触れさせていただいた以外にも、深掘りの余地があると認識しております。
主にご確認いただきたい事項
- シート構造の理解(第1部 第1章 マトリクス)はご認識と合っておりますでしょうか
- 5シートの業務領域整理(第2章)について、追加・修正のご指摘はございますでしょうか
- ファイル別 営業フロー理解(第3章)の流れは実態と一致していますでしょうか
- 固有名詞(第4章)の中で、ご説明いただける内容について順次お聞かせいただけますと幸いです(特に「スマコン」「CCC」「アイコンカルテ」)
PART 2
ご支援を優先したい領域とAIワークフロー候補のご提案
第1部の理解整理を踏まえ、特にご支援を先行させたい領域と、具体的なワークフロー候補を構成図(Before / After)付きでご提案いたします。
7
ご支援を優先したい領域とその理由
5カテゴリの優先度判定
結論:「中小企業の営業周りを先行・大企業は横展開で受ける」路線をご提案いたします。さらに「数字のズレ検出」についてはカテゴリ選定とは独立に横断で並走させる二軸構成です。
5カテゴリの比較(6軸評価)
| カテゴリ |
業務複雑度 |
件数(推定) |
案件単価 |
繰返し度 |
AI化効果 |
課題の集積 |
| 中小企業先行ご支援 |
中(34項目) |
多 |
中 |
最高 |
◎ |
◎ 見積/与信/配送/個別請求書発行などの依頼業務が集積 |
| 大企業次に横展開 |
低(18項目・簡略) |
中 |
高 |
中 |
○ |
△ 先方フォーマット主導のため業務調整余地が小 |
| オフィスづくり中期検討 |
高(34項目+搬入計画) |
中 |
高 |
低 |
△ |
△ 物理工事の判断が伴うため自動化が難しい |
| サービス中期検討 |
中(26項目) |
中 |
低 |
高 |
○ |
○ 予防保守/予兆点検/二次対応の独自設計が必要 |
| マーケティング中期検討 |
低(26項目) |
低 |
― |
低 |
△ |
△ 記事制作/セミナー領域で営業本体には直結しない |
なぜこの優先度をご提案するか(3つの根拠)
- ① 中小企業はAI化効果が最も高い。とりわけ「顧客選定 → アポ取得 → 見積作成」の営業の基本動線には、kintone・クレド・CBO・chatwork・Googleカレンダーへの反復的な手入力作業が集中しており、ここのAI化が営業の起点工数を最も大きく削減できると考えております。加えて、営業4カテゴリ(営業/受発注/出荷・納品/請求管理)にわたって「依頼系業務」が大量に並列化している点も確認しております。仕入見積依頼/配送見積依頼/与信依頼/設置依頼/個別請求書発行依頼が独立した業務として書かれており、営業の方が同じ操作を月に多数回繰り返されている構造です。ここを統合ワークフローで吸収すると効果が大きく出ると考えております。
- ② 大企業は「次に横展開する先」として位置づけるのが効率的です。項目数18と簡略で、注文書・納品書・受領書サイクル中心の先方フォーマット主導のため、AI で巻き取れる余地が中小よりも小さい構造です。中小で構築した仕組みをそのまま展開する先と捉えることで、1案件あたりの単価の高さを活かしながら効率よく効果を広げられます。
- ③ 数字のズレ検出は「カテゴリ選定とは別軸」で並走させます。クレドをご使用の法人事業全体(中小・大企業・オフィスづくり)に同時に効くため、特定カテゴリに紐付けず横断で進めさせていただきます。廣瀬様より直接いただいたご質問の中心領域のため、最優先で進める方針です。中小営業AI化と並走させても工数・関係者が干渉しない(数字のズレ=経理/総務軸、中小営業=営業部門軸)構造のため、同時進行が可能です。
中期検討3カテゴリ ― 優先度を下げて考えている理由
- オフィスづくり:現場調査・レイアウト設計・搬入計画は人の判断が深く絡む領域であり、AI化のROIが立ちにくいと判断しております。ただし「仕入見積依頼」「配送見積依頼」など中小と共通工程は、中小の仕組みが副次的に活用されます。
- サービス:営業ではなく「保守」が大分類で、予防保守/予兆点検/一次・二次対応の段階分離が独特のため、営業AI化の標準パターンが転用しづらい構造です。保守用の専用設計が必要となります。
- マーケティング:2シート計26項目で、記事制作とセミナー起案。営業本体ではないため売上インパクトに直結しません。営業AIが安定運用に入った段階で取り組ませていただく領域と位置づけております。
8
ワークフロー候補と選定観点
8本に絞り込んだ全体像
根拠の出どころ(3種類で区別)
ワークフロー候補それぞれについて、「なぜそれが優先度高いと言えるのか」の根拠の出どころを3種類で区別しております。根拠の強さ=着手判断の確度になります。
| 根拠ラベル | 意味 | 確度 |
| 廣瀬様 直接ご質問 | 2026年4月15日のお打ち合わせで廣瀬様より直接「実現したい」とご明言いただいた領域 | 最強(先方主導のご依頼) |
| 仕様 明記 | 業務機能一覧表に課題として書かれている領域(手動/目視/属人化/依頼系) | 強(先方が課題として認識済み) |
| 弊社 ご提案 | 商談議論や提案モックで弊社からご提示している候補(先方のご意向は確認中) | 中(確認表にて要ヒアリング) |
候補マトリクス(S級~C級で層別)
| 優先 |
ワークフロー |
対象部署 |
根拠 |
主な効果 |
| S |
① 顧客選定AI kintone/クレド/CBO 横断で訪問候補を自動生成 |
営業(中小企業) |
仕様 明記 |
営業の起点・週次の選定工数を圧縮 |
| S |
② アポ取得サポートAI スクリプト生成+音声→kintone自動入力 |
営業(中小企業) |
仕様 明記 |
kintone入力負荷を実質ゼロ化 |
| S |
③ 見積作成AI 仕入見積依頼〜粗利チェック〜PDF生成を一気通貫 |
営業(中小企業)+仕入先 |
仕様 明記 |
営業最大ボリューム工程の圧縮 |
| S |
④ 数字のズレ検出AI 仕入請求書PDF×クレド原価突合 |
管理(総務経理)+営業 |
廣瀬様 直接ご質問 仕様 明記 |
仕入単価ミス/請求書計上漏れの自動検出 |
| A |
⑤ 営業 依頼ワークフロー統合 配送見積/与信/設置依頼を1画面化 |
営業+DX推進部+総務 |
仕様 明記 |
社内問い合わせ往復削減(月数百件規模) |
| A |
⑥ メーカー申請書ジェネレーター キヤノンカウンター料金申請のAI下書き |
営業(OA担当) |
仕様 明記 弊社 ご提案 |
作文時間短縮・承認率向上 |
| A |
⑦ 月次売上表 自動生成 加茂専務のお手間を代替 |
管理(経営層) |
仕様 明記 |
経営判断の高速化/属人化解消 |
| B |
⑧ DX推進部 議事録/日報自動化 音声入力+AI自動化 |
DX推進部+営業 |
仕様 明記 弊社 ご提案 |
DX推進部の工数を案件支援に解放 |
| B |
⑨ 個別請求書発行 自動化 chatwork依頼→クレド請求書出力 |
営業+総務経理 |
仕様 明記 |
総務の手作業削減 |
| C |
⑩ 納期調整AIアプリ 受注後の自動マッチング |
営業+配送 |
弊社 ご提案 |
受注後業務の効率化 |
選定の観点(8つ)
①
業務機能一覧表に課題として明記されているか
「手動」「依頼」「目視」「属人」「漏れ」等の言葉で課題として認識されている領域=既に課題感をお持ちの領域
②
キーパーソンのお手間を直接削減できるか
廣瀬様/加茂専務/DX推進部の方など、誰のお時間が空くかが見えると、効果実感が早い
③
繰り返し回数が多いか
月100回以上発生する作業は効果が大きい。営業部の人数×月次案件数で効果を計算
④
既存システムとの接続経路が確立しているか
クレドCSV/kintone API/chatworkメッセージ等、既にご使用の経路で完結できる構成は早い
⑤
利用者のリテラシーを問わず効果が出るか
使い方を覚える必要がない=定着しやすい。現場の方が意識せずとも自動的に楽になる設計
⑥
単体で価値が出るか(他工程を待たないか)
他システム改修やデータ整備を前提にしない。本日決めれば来月効果が出る構造
⑦
「枝葉から始める」方針と合致しているか
廣瀬様と合意した方針=全体DXを待たずに小さな成功体験を積み上げる路線に乗っているか
⑧
HD化(事業会社分割)後も残る業務か
事業会社分割後に別組織に移管されない業務=投資が無駄にならない
9
優先候補の構成図(Before / After 比較)
現状フロー → 導入後フローで対比
① 顧客選定AI
kintone/クレド/CBO 横断で訪問候補を自動生成 | 対象:営業(中小企業)
主な効果
営業の起点工程(週次顧客選定)の所要時間を大幅短縮
課題の所在
中小企業ファイルに
顧客選定(経過年数がわかる商材)顧客選定(経過年数がわからない商材)顧客選定(セミナー後追い) の3パターンが業務として明記。各パターンで kintone/クレド/CBO を行き来する必要があり、営業の起点工程として大きな時間がかかっていると認識しております。
現状(Before)
営業マンが kintone・クレド・CBO・スプシを個別に開いて担当顧客の状態を1社ずつ目視で確認
複数往復
2
複数ツール横断
kintone・クレド・CBO
時間大
3
取引・契約状況を目視
機器経過年数・修理履歴
勘頼り
4
アタックリスト作成
頭で理由を組み立て
導入後(After)
AIが3システム横断で取引・契約状況を統合分析し、商材別セグメントとアプローチ理由付きの候補リストを自動生成
2
3システム横断取得
kintone・クレド・CBO
3
商材別セグメント化
経過年数/取引履歴/後追い
② アポ取得サポートAI
スクリプト生成+音声→kintone自動入力 | 対象:営業(中小企業)
主な効果
kintone入力負荷をほぼゼロ化/案件登録漏れの撲滅
課題の所在
中小企業ファイルに
アポ営業予定作成案件登録(仮説)営業活動 が連続した工程として明記。各工程で chatwork / Googleカレンダー / kintone への入力が発生し、
「入力されない問題」が業務一覧表に書かれているチェック項目(kintone操作スキル等)からも読み取れます。
現状(Before)
アポ取りから案件登録まで、各ツールへ営業が手入力/入力漏れ多発
入力漏れ
3
kintone活動記録
後回し・忘れる
導入後(After)
顧客向けスクリプトをAIが生成、結果は音声で報告→3システムへ自動展開
4
AI が3システム自動入力
カレンダー+kintone活動+案件
③ 見積作成AI
仕入見積依頼〜粗利チェック〜PDF生成を一気通貫 | 対象:営業(中小企業)+仕入先
主な効果
営業の最大ボリューム工程を圧縮/粗利割れの即時検知
課題の所在
中小企業ファイルに
仕入見積書作成依頼見積回答書受領見積書作成見積書完成 の4工程が明記。チェックリストに
仕切価格とクレドの仕入単価が一致していることを確認粗利10%を切る場合はMGRに確認した と書かれており、目視確認の負担が大きい工程です。
現状(Before)
仕入先への依頼/回答待ち/クレド入力/粗利チェック/PDF出力すべて手作業
導入後(After)
案件情報入力でAIが仕入見積依頼→回答自動取込→粗利アラート→PDF+送付メール一気通貫
④ 数字のズレ検出AI
仕入請求書PDF × クレド原価明細の自動突合 | 対象:管理(総務経理)+営業
主な効果
手動の目視確認をゼロに/単価ミス・計上漏れを月次でアラート
課題の所在
業務機能一覧表に
仕切価格とクレドの仕入単価が一致していることを確認 と既に手動チェック工程として明記。
2026年4月15日のお打ち合わせで廣瀬様より直接「機械でやりたい」とご質問いただいた領域です。
現状(Before)
現在は突合を行っておられない/必要時は手作業で実施
導入後(After)
AI-OCRで明細化→自動突合→アラート通知の6ステップで完結
3
AI-OCR 明細化
取引先・商品・単価・数量
⑥ メーカー申請書ジェネレーター
キヤノン カウンター料金 特別単価申請書のAI下書き | 対象:営業(OA担当)
主な効果
作文時間の大幅短縮/メーカー承認率の向上
課題の所在
中小企業ファイル ビジネスソリューションズシートに
カウンター料金申請(キヤノン) が業務として明記。打ち合わせでも作文の煩雑さについて言及がありました。
現状(Before)
案件ごとに営業の方が一から作文/上長レビュー往復
導入後(After)
過去の通った申請事例をRAGで参照し、AIが3節構成で下書き
2
過去事例 RAG検索
通った申請の類似案件抽出
3
申請理由 自動作文
3節構成(理由/競合/メリット)
⑤ 営業 依頼ワークフロー統合
仕入見積/配送見積/与信/設置 を1画面化 | 対象:営業+DX推進部+総務
課題の所在
中小企業ファイルだけで
仕入見積書作成依頼配送見積書作成依頼与信依頼設置依頼配送依頼 が独立した業務として明記されており、営業の方が同じ依頼を繰り返されている状況が見受けられます。
現状(Before)
案件ごとに営業が各部署へ個別に依頼/chatwork上で散在
手動×4
2
個別依頼を作成
仕入/配送/与信/設置
導入後(After)
クレド1回入力でAIが必要依頼を分岐判定→並列発出→自動催促→自動戻し
⑦ 月次売上表 自動生成
加茂専務のお手間を代替 | 対象:管理(経営層)
主な効果
月次クローズ速報の所要時間短縮/経営判断の高速化
課題の所在
中小企業ファイル 総務部シートに
クレドに入っている月末の売上を加茂専務が吸い上げて、月次売上表を作成している。速報版が完成したら社内告知、確定版も作成 と明記。属人化の典型例です。
現状(Before)
加茂専務が手作業でクレドから吸い上げ・集計・速報・確定版作成
導入後(After)
月初トリガーで自動でクレドCSV取得・集計・サマリ生成、専務は確認のみ
⑧ DX推進部 議事録/日報自動化
音声→AI構造化→各システム反映 | 対象:DX推進部+営業
課題の所在
DX推進部シートに
議事録兼日報作成(スマコン)ヒアリング議事録作成訪問資料作成研修資料作成 が業務として明記。「営業さんにしていただく必要あり」という記述も複数あり、負担が偏っている様子が読み取れます。
現状(Before)
商談後に手書きメモを起こす/フォーマット別に作文/kintone入力
導入後(After)
録音→自動文字起こし→AIが深掘り質問→構造化→kintone自動反映
⑨ 個別請求書発行 自動化
chatwork依頼→クレド請求書出力 | 対象:営業+総務経理
課題の所在
中小企業ファイル ビジネスソリューションズシートに
チャットで請求担当に個別請求書発行を依頼、総務部シートに
個別請求書発行依頼通知=chatworkに頼った手動発行のフローと認識しております。
現状(Before)
営業がchatworkで個別依頼→総務が手作業で発行→送付
時間大
3
請求書手動作成
フォーマット選択も手動
導入後(After)
AIが依頼内容解析→クレドから自動取得→PDF生成→承認1クリック
10
数字のズレ検出AIの詳細設計
廣瀬様より直接いただいたご質問の核心領域
優先候補のうち S級④「数字のズレ検出AI」 については、廣瀬様より直接いただいたご質問の核心領域のため、設計の詳細をお示しいたします。「弊社の理解がお客様のご認識と合っているか」をご確認いただいたうえで、PoCに進めさせていただければと存じます。
構造の整理:「2つの台帳」を突き合わせる
アサヒ商会様のお金の動きは、単純化すると「2冊の台帳が並走している」構造と整理しております。両者が一致していれば健全、ズレていれば数字の信頼性が損なわれる、という構造です。
台帳① 営業の手元
クレド
「誰に・何を・いくらで売って、原価はいくらだったか」を案件ごとに営業の方が入力される台帳。=営業の世界で見える数字
台帳② 経理の手元
TKC + 仕入請求書(紙/PDF)
「実際に取引先から請求が来た」を経理の方が処理される台帳。TKCには仕入の合計のみ保持のため、明細レベルでは各仕入先の請求書PDFを参照する必要がございます。
ズレが構造的に生まれる4つの理由:
- 入力タイミングが違う:営業は事前にクレドへ仕入単価を入力/経理は後日請求書で実額を知る → 時間差
- 入力する人が違う:営業の入力は人ごとにばらつきがあり、ミスが残ってしまう
- 商品名表記が違う:クレドでは「BC-310黒」、請求書では「Canon BC-310 BK」のように表記が揺れる
- TKCは合計のみ保持:「6月の仕入総額○○万円」までしか入っておらず、明細突合には各社の請求書PDFが必須
ズレが起きる経路の整理(4経路)
廣瀬様のご質問を、突合可能なデータ対の単位に分解いたしました。本丸は経路Bで確定。経路Aは補助、C・Dは廣瀬様のご確認のうえ今回スコープ外と整理しております。
A|補助・マクロ突合
クレド月次原価 vs TKC月次仕入合計
月次の総額レベルで、営業側の計上原価合計と経理側のTKC仕入合計のズレを月初に把握。Bを裏付けるサマリ指標として並走させます。
検出できるもの:月跨ぎの計上漏れ/請求書未処理/二重計上の総量
B|本丸・明細突合
仕入請求書(PDF)× クレド仕入明細
紙・PDFの仕入請求書をAI-OCRで明細化し、「取引先×商品×単価×数量×日付」でクレド原価と1行ずつ突合。廣瀬様ご確認済の本丸です。
検出できるもの:仕入単価入力ミス/請求書あり明細なし/明細あり請求書なし/消費税計算ズレ
スコープ外|C|在庫突合
クレド在庫想定 × 棚卸データ
廣瀬様ご確認:棚卸は紙媒体・Excelベースで、店舗事業・リユース事業でのみ運用のため対象外。法人事業(クレド)には在庫概念が薄いと認識しております。
判断理由:対象事業外/棚卸の電子化が前提条件
スコープ外|D|入金消込
クレド請求 vs TKC入金記録
廣瀬様ご確認:現状運用で課題なし。クレド側で消込が回っており、ズレ・滞留も発生していないとのこと。将来必要が生じれば追加検討させてください。
判断理由:業務側からの困りごとが現時点ではない
想定される検出シナリオ
1
消耗品の仕入単価入力ミス(廣瀬様ご指摘①)
高重大度
クレドに「BC-310 BK / 2,400円 / 10個」と入力されているが、請求書原本では「2,800円 / 10個」。差額4,000円。明細単位でAIが即検出 → Slackで「該当案件番号+差額+証憑PDFリンク」をプッシュ通知いたします。
2
売上漏れ/仕入漏れ(廣瀬様ご指摘③)
高重大度
仕入請求書はあるが、対応する売上明細がクレドに見当たらない。または、クレドに売上はあるが、想定される仕入計上がない。「仕入だけ計上された案件」「売上だけ計上された案件」を月次で抽出 → 案件担当者にSlack通知+クレドリンクをお送りします。
3
取引先 月次サマリの差額アラート(経路A)
中重大度
取引先「キヤノンマーケティングジャパン」について、クレドの6月計上原価合計 4,820,000円、TKC仕入仕訳合計 4,956,000円。差額136,000円。月次クローズ前に総務経理+担当営業へ通知し、明細(経路B)と突合して原因を特定いたします。
軽減税率8%と標準税率10%の混在誤り、内税・外税表記の取り違え等を請求書OCR時に自動検出。件数が多いため、月次まとめレポートとして総務経理へお届けします。
PoC着手にあたってご確認させていただきたい事項
- クレドのデータ抽出方法:CSV出力で可能(廣瀬様確認済 ✓)
- TKCのデータ抽出方法:TKC入力用エクセルフォームを活用可(廣瀬様確認済 ✓)
- 仕入請求書の保管形態:紙原本/PDF/メール添付/FAX の割合をご教示ください
- 主要仕入先トップ5社:請求書フォーマット学習対象として、社名・月次取引額をご教示ください(廣瀬様より「後ほど」との回答 ─ 確認待ち)
- PoC対象スコープ:事業部単位/取引先単位/全社一括 のどれで切るか(最小ロットは「主要仕入先5社×3ヶ月」を想定しております)
セキュリティ前提:仕入請求書には取引先名・金額・口座情報等が含まれます。AI処理は Anthropic/OpenAI のエンタープライズ契約下で「学習に使われない」構成で実装いたします。社内サーバ+オンプレOCR構成も選択肢に入れて、PoC段階でご相談しながら決定いたします。
- STEP 1(即着手・営業の本流):S級①②③(顧客選定/アポ取得/見積作成)は中小企業営業の起点・連続する基本動線のため、3本を一体のスイートとして同時着手させていただきたい工程です。kintone入力負荷の解消と営業の起点工数圧縮が同時に効きます。
- STEP 2(並走・廣瀬様ご質問の本丸):S級④(数字のズレ検出)は廣瀬様より直接ご依頼いただいた領域のため、STEP 1と並走で進めさせていただきます。営業軸と経理軸で担当者が干渉しないため同時進行が可能です。
- STEP 3(ご確認のうえ連続着手):A級3本(営業依頼統合/申請書ジェネレーター/月次売上表)は、確認表にて優先順位だけご確認いただければ連続着手が可能です。
- STEP 4(社内運用が安定してから):B級2本(DX推進部議事録/個別請求書発行)は、S・A級でAI活用が社内に定着した段階で着手します。
- STEP 5(並走):HD化のスケジュールに合わせて、事業会社間の数字突合(S級④の発展)も整備していきます。
直近のアクション
1. 第1部の理解整合 30分
シート構造・業務領域・固有名詞、特に中小企業 営業フロー詳細について、ご認識と合っているかをご確認させてください。
2. 営業本流3本(顧客選定/アポ取得/見積作成)の着手判断
S級①②③をスイートとしてPoCに進めることへのご賛同確認。kintone・クレド・CBOへの接続権限調整も併せてご相談させてください。
3. 数字のズレ検出AIのPoC着手判断
S級④について、サンプルデータ(仕入請求書3ヶ月分/クレド原価CSV/TKC仕訳CSV)のお預かりとPoC期間(2〜4週)のスケジュールをご相談させてください。